バティック(牝)
| 生年月日 | 2024-03-17 |
|---|---|
| 厩舎 | 上村洋行 (栗東) |
| 生産者 | ノーザンファーム |
バティックの評価・血統分析
⏱ 補正後も基準を1.6秒上回る際立った時計と好位での粘り
勝ちタイム:1:32.1
上がり3ハロン:34.2秒
京都芝1600mの2歳未勝利戦で記録した1:32.1という走破時計は強烈だった。当日は他レースの傾向から1600m換算で1.3秒ほど時計が出やすい馬場状態だったものの、その馬場差を差し引いても1〜3着平均の基準タイムより1.6秒速い。単に馬場が軽かっただけでは説明がつかない水準の時計だ。
ラップ構成を見ると、2ハロン目に10.4秒、3ハロン目にも11.2秒が入る前傾気味の流れ。この展開の中、3コーナー4番手から4コーナー3番手と好位の位置取りを確保した。直線に入っても脚色は衰えず、上がり3ハロンを34.2秒でまとめて押し切っている。速いペースに巻き込まれることなく前で流れに乗り、そのまま後続の追撃を振り切ったレース内容は高く評価できる。
🧬 父エピファネイア×母父ディープインパクトが示す素軽さと底力
父にエピファネイア、母の父にディープインパクトを持つ血統構成だ。母イカット、祖母ロジャーズスーへと続く血筋も含め、マイルから中距離に適したスピードと柔軟性を秘めていることがうかがえる。今回のレースで見せた、ハイペース寄りの展開でも前目で追走して粘り込む走りは、父由来の力強さと母系の軽快さが噛み合った結果と捉えることができる。
📝 採点
馬場差を差し引いたうえでの時計の価値が高く、厳しいペースを前で受けて勝ち切った勝負根性も評価材料になる。
評価点:87点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
✅ 光った点
当日の馬場差(1.3秒)を差し引いても、基準より1.6秒速い1:32.1の好タイムで走破した点
前半3Fの内に10.4秒のラップが含まれる締まった流れを、4コーナー3番手から上がり34.2秒でまとめた先行力
⚠️ マイナス材料
2着のコンセルノにクビ差まで詰め寄られており、着差の面で後続を突き放すまでには至らなかった点
今後は1勝クラスへ昇級し、相手関係がさらに強くなった場面で今回どおりの先行力を発揮できるかが課題になる。また、今回は速い時計の出る良馬場のマイル戦で結果を出したため、馬場がかかった際や距離が延びた際の折り合いを含めた対応力についても、次走以降で見極めていきたい。
バティックの評価点の内訳
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| 条件 | 京都 芝1600m・良・2歳未勝利 |
|---|---|
| 勝ち時計 | 1:32.1(上がり3F 34.2秒) |
| レース内容 | 2着にクビ / 通過 4-3 / ミドルペース |
| ラップ | 12.4 - 10.4 - 11.2 - 11.8 - 11.5 - 11.6 - 11.4 - 11.8 |
| 基準タイム | 1:35.0(京都芝1600m(内回り)・2歳未勝利・良の1〜3着平均) → 2.9秒速い |
| 当日の馬場差 | 同日の他4レースは基準より1.3秒速い → 差し引くと基準より1.6秒速い(1600m換算) |
| 点数の目安 | 85〜89点(時計から) |
基準タイムは、2021年1月〜2026年3月に行われた同じ条件(競馬場・コース・距離・クラス・馬場状態)のレースの1〜3着の走破タイムの平均です。当日の馬場差は、同じ日・同じ競馬場の他のレースが基準よりどれだけ速かったかで、1600mあたりに直して比べています。