| 生年月日 | 2024-02-19 |
|---|---|
| 厩舎 | 田中博康 (美浦) |
| 生産者 | ノーザンファーム |
勝ちタイム:1:46.7
上がり3ハロン:33.7秒
東京芝1800mの2歳未勝利戦において、1:46.7の勝ちタイムで勝ち上がった。この走破時計は、同条件の2歳未勝利・良馬場における平均勝ちタイム1:47.9を1.2秒下回る(速い)優秀な数値だ。道中の通過順位は2コーナー6番手、3コーナー7番手、4コーナー8番手と、後方寄りのポジションでレースを進めた。ラップ推移を見ると、12.6 - 10.9 - 11.8 - 11.9 - 12.5 - 12.6 - 11.4 - 11.5 - 11.5となっており、中盤でペースが落ちたものの、ラスト3Fは11秒台前半から半ばの速いラップが続いている。ダノンダックス自身は上がり3ハロン33.7秒を記録した。これは勝ち馬の上がり平均34.1秒より0.4秒速く、直線で前にいた馬たちを外から一気に捉え切るレース内容だった。
父サートゥルナーリア、母ヤンキーローズという血統構成で、半姉にはオークスや秋華賞を制したチェルヴィニアがいる良血馬だ。母のヤンキーローズはオーストラリアでG1を2勝した実績を持つ。父系が持つしなやかな切れ味と、母系由来の力強さが組み合わされた配合といえる。今回のレースで中団から見せた伸びやかな直線での脚伸びは、こうした血統的な背景が表れたものと考えられる。
基準タイムを1.2秒上回る勝ち時計に加え、中団から上がり33.7秒の脚を使って差し切ったレース内容は高く評価できる。
評価点:82点 / 100点
【展望とチェックポイント】
✅ プラス材料
同条件の平均(1:47.9)を1.2秒上回る1:46.7での走破。
中盤が緩んで前が残る展開の中、4コーナー8番手から上がり3ハロン33.7秒で差し切った決め手。
⚠️ 減点ポイント
中盤のラップが12.5 - 12.6と落ち着いたため、前半から淀みなく流れるハイペース戦になった際の対応力は現時点で未検証。
1:46.7というタイムと質の高い決め手を示して勝利を収めた。470kgという馬体重を含め、馬体の仕上がりも整っていた印象を受ける。今後は昇級後、上級条件の引き締まったペースや厳しい展開になった際にも、今回のような鋭い脚を再現できるかどうかが確認のポイントになる。