レインインザスカイ(牝)
| 生年月日 | 2024-03-04 |
|---|---|
| 厩舎 | 田中克典 (栗東) |
| 生産者 | ノースヒルズ |
レインインザスカイの戦績と評価
| 日付 | レース | 着順 | コース | 馬場 | タイム | 上がり | 通過 | 評価点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026/10/12 | 1 | 京都芝1800 | 良 | 1:48.3 | 34.2 | 9-9 | 73 |
2歳新馬の評価73点
⏱ ラップが加速する展開を後方から差し切破るレース内容
勝ちタイムの1:48.3は、基準タイム(1〜3着平均の1:48.7)を0.4秒上回っている。しかし当日の京都芝コースは他レースでも基準より1600m換算で1.1秒速い時計が出ており、全体的に時計が出やすい馬場状態だった。この馬場差を考慮すると、今回の走破時計は基準より1600m換算で0.7秒遅い扱いになる。タイムそのものを高く評価するのは難しい。
一方で、レースの組み立てと決め手には光るものがあった。レースは前半からペースが落ち着き、後半のラップが 12.0 - 11.8 - 11.7 - 11.4 と段階的に加速するスローペース。前に行っている馬に有利な展開だったが、レインインザスカイは3コーナー9番手、4コーナー9番手という後方の位置取りから上がり3ハロン34.2秒の脚を使い、前を捕らえて2着に1馬身の差をつけた。展開の不向きを自力の脚で跳ね返した点は評価できる。ただし、前半から締まったペースで流れた場合の追走力や、上がりがかかるタフな馬場での適性については今回の条件では確かめられていない。
⚖️ 総合ジャッジ
馬場差を差し引いた時計面には甘さが残るものの、スローペースの展開不向きを後方から外を回して差し切った勝ちっぷりには見どころがあった。
【展望とチェックポイント】
✅ プラス材料
後半にかけてラップが引き締まるスローペースを、4コーナー9番手から差し切った展開克服力。
上がり3ハロン34.2秒を繰り出し、2着馬を1馬身引き離して勝ち切った終盤の伸び脚。
⚠️ 減点ポイント
馬場差を差し引いた実質的なタイムは基準より遅く、時計面での強調材料には欠ける点。
今後は1勝クラスへ昇級後、前半のペースが引き締まった際に中団へ取り付ける走りができるかが主な見極めどころになる。今回は外から押し切る形だったため、馬群の中に入った際の立ち回りや、小回りコースでのコーナリング性能についても次走以降で確認したい要素だ。
評価点の内訳
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| 条件 | 京都 芝1800m(外)・良・2歳新馬 |
|---|---|
| 勝ち時計 | 1:48.3(上がり3F 34.2秒) |
| レース内容 | 2着に1馬身 / 通過 9-9 / スローペース |
| ラップ | 12.9 - 11.6 - 12.1 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 11.4 |
| 基準タイム | 1:48.7(京都芝1800m(外回り)・2歳新馬・良の1〜3着平均) → 0.4秒速い |
| 当日の馬場差 | 同日の他5レースは基準より1.1秒速い → 差し引くと基準より0.7秒遅い(1600m換算) |
| 上がりの比較 | 同条件の勝ち馬の上がり平均34.4秒(13レース)より0.2秒速い |
| 点数の目安 | 65〜71点(時計から) |
血統分析(父コントレイル)
🧬 レース後半の持続力を補強する血統構成
父コントレイルに母ディルガ、母の父Curlinという血統構成を持つ。父から受け継いだ鋭い決め手に加え、母方に組み合わさった米国型のパワーと力強さが下支えしている。今回のレースで見せたラスト11.4秒の区間まで落ちない脚筋は、この血統的な特性が少なからず影響していると考えられる。マイルから2000m付近までの距離で、後半の決め手勝負になる展開で強みを発揮しやすい背景を備えている。
基準タイムは、2021年1月〜2026年3月に行われた同じ条件(競馬場・コース・距離・クラス・馬場状態)のレースの1〜3着の走破タイムの平均です。当日の馬場差は、同じ日・同じ競馬場の他のレースが基準よりどれだけ速かったかで、1600mあたりに直して比べています。