| 生年月日 | 2024-03-22 |
|---|---|
| 厩舎 | 斉藤崇史 (栗東) |
| 生産者 | ノーザンファーム |
父キタサンブラックに母父Dubawi、さらに祖母Wasは英オークス馬という、欧州の超一流牝系と日本の王道血統が組み合わさった非常に贅沢な配合だ。父の持つ豊富なスタミナと持続力、そして母系の欧州G1級の底力がどう噛み合っていくかが最大の見どころと言える。キタサンブラック産駒は芝の中長距離で大物が出やすく、この馬もクラシックディスタンスを見据えたスケールの大きさを感じる。ノーザンファームが自信を持って送り出してきた背景が伝わる血統構成だ。
勝ちタイム:2:02.7
上がり3ハロン:35.2秒
芝2000mの勝ちタイム2分2秒7、上がり3ハロン35.2秒という数字自体は、新馬戦としてはやや平凡な部類に入る。道中もゆったりとしたペースで推移したため、時計面の裏付けという意味では強調しづらい。ただ、初戦の2000mというタフな距離で、最後まで脚色を乱さずに押し切った点は評価できる。上がり35.2秒という数字も、一瞬の切れ味で千切ったというよりは、じわじわと脚を伸ばす持続力型の走りを見せてのものだ。
初戦から馬体重486kgと恵まれた馬体で登場し、単勝1番人気の支持に応えた。大型馬にありがちな緩さをそれほど感じさせず、レースセンスの良さを見せた点は好材料と言える。
血統通りの豊かな底力と恵まれた馬体を活かし、初戦の2000m戦をきっちり勝ち切る競馬ができた。
評価点:87点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
英オークス馬Wasを祖母に持ち、父キタサンブラックという長距離対応も可能な超良血
486kgの恵まれた馬体で、初戦の2000mをこなすスタミナと完成度の高さ
1番人気の圧力を受けながらも、きっちり勝ちきるレースセンス
⚠️ 気になる点
全体時計2分2秒7、上がり35.2秒ともにおとなしく、上がりの速い競馬になった際の対応力は未検証
今回はスローの展開を力で押し切った形だが、本領発揮はもっとペースが流れるタフなレースや、距離が延びてからになりそうだ。上がり3Fの切れ味勝負になると分が悪いかもしれないが、阪神や中山の2000m〜2400mのようなパワーとスタミナが問われるコースなら、持続力を存分に活かせる。次走でペースが上がった時に、どれだけスムーズに追走して脚を使えるかが昇級後の鍵になる。