| 生年月日 | 2024-02-09 |
|---|---|
| 厩舎 | 斉藤崇史 (栗東) |
| 生産者 | ノーザンファーム |
母のヴァシリカはアメリカでG1ガメリーSを含む重賞を連勝した実績馬。その母に父サートゥルナーリアを配した血統構成は、ノーザンファームの良血ラインとして強い期待を感じさせる。母父Skipshotは日本だとあまり馴染みがないが、北米の芝中距離で実績を残した血脈だ。シーザリオの血を引く父の機動力と、母系の底力が組み合わさっており、芝2000m以上のクラシックディスタンスで真価を発揮する下地が整っている。
勝ちタイム:2:01.2
上がり3ハロン:34.1秒
勝ちタイムの2分1秒2は開催時期や距離を考えれば標準的な部類に入るが、注目したいのは上がり3ハロンでマークした34.1秒だ。前目の位置取りから脚を伸ばし、直線でしっかり後続を突き放した。レース前に斉藤崇調教師が「幼くて体力的にもこれから」と話していたように、完成途上の段階でこれだけの決め手を使えた点は高く評価できる。
馬体重472kgと牝馬としては恵まれたフレームを持っており、立ち回りにも余裕が見られた。使ったことによる上積みや身のこなしの変化が加われば、レース展開の幅は一気に広がる。
血統通りのスケール感と、上がり34.1秒の決め手を実戦で証明してみせた。
評価点:88点 / 100点
【展望とチェックポイント】
✅ プラス材料
母が米G1馬という良血に違わぬ、上がり3F34.1秒の鋭い末脚。
472kgの馬格があり、中長距離でタフな展開になっても対応できそうな骨格。
⚠️ 減点ポイント
勝ちタイム2分1秒2自体は目立たず、緩いペースに助けられた面もある。
レース内容自体は完勝だったが、まだ馬体に緩さが残り、全体時計を詰められるかが次戦の課題になる。昇級して相手が強くなり、引き締まったラップに対応したとき、この上がりの脚を再現できるかどうかがポイントだ。