アメリカンソウル(牡)
| 生年月日 | 2024-02-11 |
|---|---|
| 厩舎 | 矢作芳人 (栗東) |
| 生産者 | Gage Hill Stables III W. S. Farish Runnels Racing et al. |
アメリカンソウルの戦績と評価
| 日付 | レース | 着順 | コース | 馬場 | タイム | 上がり | 通過 | 評価点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026/10/12 | 1 | 京都ダート1800 | 良 | 1:53.6 | 37.7 | 2-2-2-2 | 77 |
2歳新馬の評価77点
⏱ タイム分析:高速馬場を加味した時計と連続ラップの持続力
走破時計の1:53.6は、2歳新馬の基準タイムである1:55.1を1.5秒上回る。ただし、当日の京都ダートは他レースのタイムを見ても1600m換算で1.2秒ほど時計が出やすい馬場状態だった。この馬場差を差し引いた実質的な時計は基準より0.1秒速い程度であり、タイムそのものだけで過度な高評価はできない。一方、ラップ構成を見ると、13.2の緩んだ区間から後半にかけて12.5 - 12.6 - 12.7と大きく失速することなく持続的なラップを刻んでいる。2番手から自ら動き、追いすがる後続を突き放して2着に3馬身差をつけたレース内容は評価できる。
逃げたマーゴットバサラを前に見る形で外目の2番手を終始スムーズに追走しており、砂を被らないポジションで力を出し切れる展開だった。大型馬ながらコーナーでの加速に対応し、直線でもブレずに伸びており、初戦としては立ち回りの完成度が高い。
🎯 多角分析スコア
馬場差を考慮した時計面は標準的な水準にとどまるものの、終始2番手から持続ラップを刻んで3馬身差をつけたレース内容の良さを考慮して採点する。
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
2番手追走からラスト3ハロンを12.5 - 12.6 - 12.7の失速しないラップでまとめ、2着馬を3馬身突き放した持続力。
528kgの大型馬でありながら、初戦から手応え良く2番手を取れる先行力と安定したコーナーリング。
⚠️ 気になる点
当日の馬場が全体的に軽かったため、補正後の走破時計自体は基準と同等レベルにとどまっている点。
外目の2番手をスムーズに運ぶ展開だったため、馬群の中での砂被りやハイペースで揉まれた際の対応は未検証。
今後は1勝クラスへ昇級後、より引き締まったペースや被せられる展開になった場面で、今回見せた先行力と持続力を再現できるかが確認のポイントになる。
評価点の内訳
レースデータを見るレースデータを閉じる
| 条件 | 京都 ダート1800m・良・2歳新馬 |
|---|---|
| 勝ち時計 | 1:53.6(上がり3F 37.7秒) |
| レース内容 | 2着に3馬身 / 通過 2-2-2-2 / ミドルペース |
| ラップ | 12.4 - 11.7 - 13.1 - 12.5 - 13.2 - 12.9 - 12.5 - 12.6 - 12.7 |
| 基準タイム | 1:55.1(京都ダート1800m・2歳新馬・良の1〜3着平均) → 1.5秒速い(1600m換算 1.3秒速い) |
| 当日の馬場差 | 同日の他5レースは基準より1.2秒速い → 差し引くと基準より0.1秒速い(1600m換算) |
| 点数の目安 | 72〜77点(時計から) |
血統分析(父Flightline)
🧬 血統分析:無敗の米王者Flightlineの血脈と実走への反映
父Flightlineは無敗でBCクラシックなどを制した北米の超大型種牡馬で、母Exotic West、母父ハードスパンという北米のダート血統で固められた配合構成になっている。アメリカンソウルはこの血統背景どおり、528kgという恵まれた馬体で初戦を迎えた。レースでは1コーナーから4コーナーまで終始2番手を追走。逃げ馬をピッタリマークしながら、直線で楽に抜け出す力強さを見せた。大型馬にありがちな緩さや追ってからの反応の遅さを感じさせず、スピードに乗ってそのまま押し切る走りに北米血統らしいパワーと前向きさがうかがえる。
基準タイムは、2021年1月〜2026年3月に行われた同じ条件(競馬場・コース・距離・クラス・馬場状態)のレースの1〜3着の走破タイムの平均です。当日の馬場差は、同じ日・同じ競馬場の他のレースが基準よりどれだけ速かったかで、1600mあたりに直して比べています。