| 生年月日 | 2024-03-11 |
|---|---|
| 厩舎 | 吉田直弘 (栗東) |
| 生産者 | ビッグレッドファーム |
勝ちタイム:2:01.8
上がり3ハロン:34.5秒
京都芝2000mの新馬戦を2:01.8で勝利。同条件の2歳新馬・良馬場における平均勝ち時計と同じタイムでの決着となった。前半からペースが上がらず、中盤で13.3秒までラップが落ち込むスローペースの中、1コーナーで12番手、4コーナーでも8番手と後方に位置していた。しかし、ラスト2ハロンが11.6秒 - 11.3秒と一気に加速する展開で上がり3ハロン34.5秒を記録。上がり平均値より0.2秒速い足を使い、前を行く各馬を外から捉えきった。前が有利になりやすい展開の中、仕掛けどころでスムーズに位置を上げ、速い上がりに対応して差し切った走りは評価できる。
父ベンバトルはドバイワールドカップ勝ち馬ストリートクライの系統で、タフな馬場や中距離での適性を伝える種牡馬だ。母の父ゴールドシップもスタミナとパワーを象徴する血統であり、底力や持続力勝負に向く可能性を示唆している。実走ではスローからの切れ味勝負に対応してみせたが、道中でしっかり脚を溜めたことで、ラストの伸び脚に繋がったと考えられる。
馬体重は454kg。道中は追走に苦しむことなく後方で待機し、勝負どころの3〜4コーナーからポジションを上げていく競馬を展開した。展開の助けがあったとはいえ、11秒台前半のラップに対応して勝ち切った点は収穫と言える。
スローペースの上がり勝負を後方から差し切る味のある内容だったが、全体時計自体は平均値と同等であり、クラスが上がった際の流れへの対応が鍵になる。
評価点:73点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
✅ 光った点
1角12番手から徐々にポジションを上げ、ラスト2F(11.6 - 11.3)の加速に対応して差し切ったレース内容。
同条件の平均より0.2秒速い上がり3ハロン34.5秒をマークした終いの脚。
⚠️ マイナス材料
勝ちタイム2:01.8は同条件の平均と同じにとどまり、集計期間の最速タイム2:00.5と比べると1.3秒遅い点。
中盤に13.3秒の緩みが生じたスローペースであり、締まった流れになった際の追走力は現時点で未検証であること。
今後は1勝クラスへの昇級後、前半からペースが流れた際にも今回のような仕掛けと上がりを発揮できるかがポイントになる。距離やコースが変わっても、流れに乗って脚を使えるか確認したい。