| 生年月日 | 2024-02-12 |
|---|---|
| 厩舎 | 尾形和幸 (美浦) |
| 生産者 | 船越伸也 |
父グレーターロンドンは芝のマイラーとして活躍した種牡馬で、産駒も芝の短距離からマイル戦で存在感を示す傾向がある。一方で母の父にシニスターミニスターを持つ血統構成により、今回のダート適性が強く引き出されたと考えられる。芝向きのスピード感と母系の力強いダート適性が噛み合い、初戦からの好走につながったと見られる。距離としては、ダートの1200〜1400m付近に適性が寄りそうだ。
勝ちタイム:1:25.2
上がり3ハロン:37.6秒
前半3ハロン34.9秒、4ハロン47.2秒というハイペースの展開。3コーナー5番手、4コーナー4番手と前の位置を取りに行って最後まで押し切った走りは力強いものだった。勝ちタイムの1:25.2は、京都ダート1400mの2歳新馬(良馬場)における平均勝ち時計1:25.9を0.7秒上回る。集計期間の最速1:24.8には0.4秒及ばなかったものの、新馬戦の時計としては十分に評価できる水準だ。
一方、自身の上がり3ハロン37.6秒は同平均の37.4秒より0.2秒遅かった。前半の速いペースに対応した影響で最後の脚脚はやや甘くなったが、3コーナーで先頭に立った馬が6着に沈む前崩れの展開を先行して勝ち切ったレース内容は価値がある。レース前に尾形調教師が「もう少しケイコで動いてほしいが能力は秘めている」とコメントしていた通り、実戦に入って能力を発揮した形だ。
ハイペースを好位で追走して平均以上のタイムで押し切った点は優秀だが、上がりの時計にはまだ詰める余地が残る。
評価点:72点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
✅ 光った点
前半3F 34.9秒のハイペースの中、3〜4コーナーで4〜5番手につけて押し切った粘り強さ。
同条件の平均勝ち時計を0.7秒更新する1:25.2の走破時計を記録した点。
⚠️ マイナス材料
上がり3ハロン37.6秒は同条件平均より0.2秒遅く、溜めて脚を使う展開になった際の切れ味は未検証。
昇級後は、今回のような前傾ラップの泥臭い展開だけでなく、道中緩んだ際の瞬発力勝負に対応できるかが課題となる。中山や阪神など急坂のある1400m戦で同様の先行力を発揮できるか確認していきたい。