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OP芙蓉S中山 9R 芝2000m
スタースポット(牡)父エフフォーリア母キャレモンショコラ86点
ジョドレルバンク(牡)父エフフォーリア母アースライズ82点
リーチツモドライチ(牡)父Life Is Good母Ask Bailey81点
レオンティウス(牡)父アドマイヤマーズ母エルラディユー81点
コスモプルー(牝)父ダノンキングリー母ヴァニティールールズ76点
タイヴァス(牡)父ウィルテイクチャージ母ジョリーダンス76点
ニシノリリックス(牝)父リーチザクラウン母ニシノミンクス76点

レース傾向分析

コース形態と想定される展開傾向

タフな中山芝2000mとスローペースの特質

中山芝2000mはスタート直後とゴール前の2度急坂を越えるタフな内回りコース設定です。

2歳限定の芙蓉ステークスは出走頭数が落ち着きやすく、前半はゆったりとしたスローペースから後半の加速力勝負になりやすい傾向があります。

機動力と立ち回り性能が最重要

小回り内回り特有の立ち回りが求められるため、4コーナーで前目の好位を確保できる馬が有利になりやすいコースです。

直線が短いため極端な後方待機策は届きにくく、早めに仕掛けて上がり上位の脚を使える機動力が鍵となります。

好走馬プロファイルと注目ポイント

完成度の高さと能力スコア上位馬の信頼性

2歳秋の時点でのレースの完成度と折り合いのつけやすさが成績に直結します。

能力スコアで上位に位置するジョドレルバンクやスタースポット、リーチツモドライチなど、操縦性と自力に長けた馬が中心を形成します。

鞍上の判断力と立ち回りの巧者

ペースが落ち着きやすい舞台だからこそ、勝負どころでスムーズに動かせる有力騎手の立ち回りが大きく影響します。

コース適性と勝負所での反応の良さを備えた栗東・美浦の有力馬が素直に力を発揮しやすい一戦です。

おすすめ馬

◎ジョドレルバンク

ジョドレルバンクをおすすめする理由

ジョドレルバンクを本命に推す理由

メンバー最速の決め手と瞬発力の高さ

前走で上がり3F 33.7秒というメンバー最速の上がり脚をマークしており、決め手の質は今回の出走馬の中でも頭一つ抜けています。

前半がスローペースになりやすく後半の鋭い加速力が求められる芙蓉ステークスの傾向に最も合致する一頭です。

コース対応を可能にする高い操縦性

急坂と小回りコーナーを持つ中山芝2000mでは勝負所での反応の良さと器用さが求められますが、本馬は折り合いと立ち回りの上手さを兼ね備えています。

美浦の武井厩舎らしく2歳秋の段階でレース内容の完成度が高く、好位からスムーズに加速して確実に押し切れる信頼感があります。

芙蓉ステークス レース回顧

重馬場で時計のかかるコンディションの中、2歳馬にとってはタフなスタミナ勝負となった一戦。中盤が大きく緩んだ流れから、3コーナーで後方の馬が一気に動いて勝負所でペースが上がる展開のなか、中団から末脚を伸ばした馬の力強さとジョッキーの冷静な手綱捌きが明暗を分ける結果となりました。

レース結果・入線順位

着順

  • 1着: スタースポット(2番人気 / C.ルメール)- 2:05.2(上がり36.8)
  • 2着: コスモプルー(4番人気 / 津村明秀)- クビ(上がり37.5)
  • 3着: ジョドレルバンク(1番人気 / 戸崎圭太)- 1馬身(上がり37.5)
  • 4着: モーモーゼロ(8番人気)
  • 5着: レオンティウス(3番人気)

ラップタイム

12.6 - 11.2 - 13.6 - 13.5 - 13.0 - 11.9 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 13.1(前半600m 37.4 / 後半600m 37.4)

展開・レース分析

① 重馬場で持久力と勝負根性を問われる消耗戦

重馬場で2分5秒台という決着時計が示す通り、力の要るコンディションでした。前半1000mは63.9秒で、3〜5ハロン目が13.6 - 13.5 - 13.0と中盤が大きく緩みました。3コーナーで7番手にいたコスモプルーが一気に先頭へ進出したことでペースが上がり、ラスト1ハロンは13.1秒と上がりのかかる持続力勝負に。小回りの中山コースで、勝負所でポジションを押し上げる機動力とパワーが求められる展開でした。

② 勝者・スタースポットの「タフな展開をねじ伏せる力強い勝負根性」

道中は中団でしっかりと折り合いをつけ、じっくりと脚を溜めるルメール騎手の冷静なエスコートが光りました。4コーナーから直線にかけて、3コーナーで先頭に立ったコスモプルーを目標に外から進出。メンバー最速の上がり36.8秒を使い、最後は測ったようにクビ差差し切りました。508kgの雄大な馬格から繰り出されるパワーで時計のかかる重馬場を苦にしなかった内容は、中身の濃い勝利と言えます。

③ 敗れた上位馬の評価

  • コスモプルー(2着): 1〜2コーナーは7番手の位置から、3コーナーで一気に先頭へ進出。直線でもあわや押し切るかという粘りを見せ、上がり37.5秒で僅差の2着を確保しました。早めに動いて最後まで踏ん張った内容は重馬場への適性と渋太さを示しており、自分から動く形がはまれば重賞でも面白い存在です。
  • ジョドレルバンク(3着): 1番人気に推され、1コーナー3番手から4コーナー2番手と前の位置で運びましたが、直線は上がり37.5秒で勝ち馬に後れを取り3着。重馬場で前々から運び、最後に伸び切れなかった形です。前走で上がり33.7秒を使った決め手を生かせる良馬場や、ペースが流れる条件での巻き返しを見たいところです。
  • モーモーゼロ(4着): 8番人気ながら、道中は後方寄りの7番手から上がり37.0秒(メンバー2位タイ)を使って4着に浮上。重馬場の消耗戦で最後まで脚を使えた点は、次走以降に向けた収穫と言えます。

今後の展望

パワーとスタミナを武器に中距離路線の有力候補へ

重馬場の中山2000mを差し切ったスタースポットは、暮れのホープフルSや来春の皐月賞に向けて楽しみな存在です。時計のかかる馬場や急坂を苦にしなかった点は大きな材料で、今後の成長次第ではクラシック戦線でも注目される1頭になるでしょう。また、早めに動いて2着に粘ったコスモプルーもタフな条件への適性を示しており、牝馬路線での今後に注目です。

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