| 生年月日 | 2024-03-13 |
|---|---|
| 厩舎 | 田村康仁 (美浦) |
| 生産者 | 中田英樹 |
スコア推移
父エフフォーリアは中距離重賞を総なめにした名馬だが、初年度産駒から芝1200mのデビュー戦を制する馬が出たのは興味深い。母モルトフェリーチェの近親にはクラレントやリディル、レッドアリオンといったマイル路線で活躍した重賞勝ち馬が名を連ねており、母系の持つスピードと仕上がりの早さが前面に出た格好だ。エフフォーリアのパワーにディープインパクトのキレ、そして祖母レンドフェリーチェから続く豊富なスピード性能が融合した配合と言える。
勝ちタイム:1:09.8
上がり3ハロン:34.8秒
走破タイム1分9秒8、上がり34.8秒は、この時期の新馬戦としては取り立てて強調できる数字ではない。展開や馬場状態を考慮しても時計面のインパクトは控えめだが、後続を抑えてきっちり押し切るレースセンスの良さは見せた。
馬体重428kgという小柄な体躯で出走してきた点には触れておきたい。線が細く映る馬体ながら、レースで力負けしなかった点は収穫と言える。ただし、これ以上の馬体重の減小は避けたいところだ。
血統通りのスピードとセンスで初戦をきっちりモノにしたが、上のクラスへ向けては時計面の詰めに課題を残す内容だった。
評価点:80点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
マイル寄りの血統背景を持ちながら、初戦の芝1200mの流れに対応して勝ち切ったスピード。
小柄な馬体を感じさせないレースセンスの良さと立ち回りの器用さ。
⚠️ 気になる点
1分9秒8の走破時計および上がり34.8秒という、上のクラスでは物足りないタイム水準。
428kgという小柄な馬体重ゆえのパワー不足と、今後の馬体増量への懸念。
初戦は短距離のセンスで押し切ったものの、血統構成を考慮すれば1400mから1600mへの距離延長で追走がさらに楽になるはずだ。一方で、現状の馬体の細さでは急坂コースやタフな馬場状態になった際、推進力を削がれる危険を孕んでいる。昇級してペースが上がった時に、この時計をどこまで縮められるかが試される。
洋芝の札幌芝1800mで行われたコスモス賞に1番人気で出走したアゴルディーノですが、惜しくも勝ち馬と同タイムの1分48秒7で2着という結果でした。馬体重を前走からプラス10kgと増やして登場し、馬体の成長を感じさせる頼もしい姿を見せてくれましたね。最後は勝ち馬にわずかに及ばなかったものの、上がり3ハロン35.0秒の脚を使って追い詰めた内容は次につながる好走です。
これまでの実績も踏まえて、あらためて100点満点で採点してみましょう!
評価点:83点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
加点ポイント
勝ち馬と同タイムで走り抜き、最後まで接戦を演じた勝負根性と粘り強さ
馬体重が10kg増加し、父エフフォーリア譲りのスケール感とスケールアップがうかがえる点
減点ポイント
単勝1番人気の期待を背負った中で、あと一歩勝ちきれなかった決め手の甘さ
今回は惜しくも2着に敗れてしまいましたが、勝ち馬とタイム差なしの接戦で高い地力を示してくれました。体をふっくらと見せて+10kgでレースに出てきたあたり、使われながら着実にパワーアップしているのがわかりますね。洋芝での1800mをしっかりと走りきれたことでタフな馬場や距離への適性も証明できましたし、次走でしっかり勝ち切って重賞戦線へと弾みをつけてほしいところです!