リヴァイアサン(牡)
| 生年月日 | 2024-03-21 |
|---|---|
| 厩舎 | 四位洋文 (栗東) |
| 生産者 | オリオンファーム |
リヴァイアサンの評価・血統分析
⏱ タイム・レース内容の分析
勝ちタイム:1:53.8
上がり3ハロン:36.7秒
走破時計の1:53.8は基準タイムの1:54.9より1.1秒速いが、当日は全体の走破時計が速くなりやすい馬場状態だった。馬場差を差し引いた実質的な時計は基準より0.1秒遅く、全体の数字だけで高く評価することはできない。ただし、レースは前半1000m通過が63.8秒のスローペースであり、走破時計が出にくい展開だった点を考慮する必要がある。
評価したいのは後半のラップ構成と上がりの脚だ。通過順位は1コーナー5番手から2コーナーで3番手へと押し上げ、道中はそのまま好位で折り合いをつけた。直線では逃げ粘る2着マコトブリッツを目標に伸び、ラスト2ハロンは12.2 - 12.0と加速しながら突き放す形を作っている。同条件の未勝利戦における勝ち馬の上がり平均38.1秒に対して、本馬の記録した36.7秒は1.4秒速い。緩い流れだったとはいえ、ラストでしっかりと脚を伸ばして2馬身差をつけた内容は評価できる。
🧬 血統背景
父マインドユアビスケッツに母父キングカメハメハという組み合わせ。父は短距離からマイルを中心に活躍した一方、母系にはキングカメハメハとファビラスキャットが入る。力強さに加えて中距離に対応できる体力を補う血統構成であり、1800mの距離で無理なく折り合えた背景として理解できる。
1コーナー5番手から2コーナーで3番手へ位置を上げても力む様子がなく、スローペースの中でスムーズに折り合えた操縦性の高さが光った。立ち回りの器用さが今回の走りを支えた。
⚖️ 総合ジャッジ
スローペースの先行有利な展開に恵まれた面はあるものの、ラスト2ハロンで加速しながら上がり36.7秒を使って差し切ったレース内容はしっかりしている。
評価点:82点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
4コーナー3番手から上がり36.7秒を使い、ラスト2ハロンを12.2 - 12.0の加速ラップでまとめて2着に2馬身差をつけた点
スローペースの流れで無理なく折り合い、2コーナーで3番手までポジションを押し上げた立ち回りの上手さ
⚠️ 気になる点
当日の馬場が速く、馬場差を差し引いた走破時計そのものに目立つほどの強調材料がない点
前半から引き締まったペースになった際や、馬群の中で揉まれる展開になった場合の対応力が未検証である点
京都ダート1800mの2歳未勝利戦を1番人気に応えて押し切る形となった。今後は1勝クラス昇級後、前半のペースが上がった場合や揉まれる競馬になった際に、今回示してみせた後半の加速力を再現できるかが確認したいポイントになる。