| 生年月日 | 2024-02-11 |
|---|---|
| 厩舎 | 須貝尚介 (栗東) |
| 生産者 | ノーザンファーム |
スコア推移
祖母に三冠牝馬ジェンティルドンナを持つ超良血馬。父エピファネイア、母父キングカメハメハ、そして祖母ジェンティルドンナという血統表は、ノーザンファームの集大成とも言える贅沢な組み合わせだ。父エピファネイアが持つ爆発力と、母系の底力が綺麗に融合している。牝系が持つスケールの大きさは言わずもがなで、クラシック路線を意識せずにはいられない血統背景を備えている。
勝ちタイム:1:20.7
上がり3ハロン:33.7秒
阪神芝1400mで1分20秒7の勝ち時計をマークした。特筆すべきは上がり3ハロン33.7秒の末脚だ。直線でしっかりと外へ持ち出されると、次元の違う切れ味を発揮して先行勢を一気に捉え切った。1400mのペースに戸惑うことなく、上がり最速の脚を繰り出したレース内容は中身が濃い。
前走から馬体重を10kg増やして460kgで出走してきた点も見逃せない。ふっくらと見せながらも太め感はなく、成長分として実になっている。実戦での力強い足取りや直線での手応えの良さには、馬体増によるパワーアップがそのまま反映されていた。
祖母譲りのポテンシャルを感じさせるレース内容で、上のクラスでも即座に対応できる素地を示した。
評価点:87点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
ジェンティルドンナに繋がる超良血で、スケールの大きさを感じさせる血統構成
上がり33.7秒の決め手を使い、前をまとめて捉え切った高い決め手
馬体重10kg増が示す通りの順調な馬体の成長ぶり
⚠️ 課題・不安要素
1400mで勝ち上がったため、マイル以上に距離が延びた際の流れへの対応力
今回は1400mでの勝ち上がりとなったが、血統的にも走りのフォームからも、本質はマイル以上の距離で真価を発揮するタイプだ。次走で阪神ジュベナイルフィリーズやアルテミスステークスといったマイルの重賞へ駒を進めてきた際、1ハロンの距離延長にどう折り合いをつけるかが最初の試金石となる。ゆったりとした流れに対応できれば、桜花賞をはじめとする牝馬クラシック戦線の中心に名を連ねてくる。
中京芝1400mで行われた中京2歳Sは、勝ちタイムと同時計の1分20秒5をマークしたものの5着という結果になった。上がりの脚は3ハロン34.1秒を使っており、直線でもジリジリと脚は伸ばしている。460kgの馬体重を維持して状態に大きな変動はなかったが、1400mの締まった流れの中でポジションを押し上げきれなかった点が着順に響いた。
着順こそ5着に敗れたが、タイム差なしの接戦でスピード勝負に対応した走りは決して悪くない。
評価点:75点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
勝ち馬とタイム差なしの1分20秒5で走り切っており、走破時計自体は優秀であること。
上がり3ハロン34.1秒を記録し、終いまで脚色を鈍らせずに伸びていた点。
⚠️ 気になる点
前半の追走で後手に回り、勝負どころで前との差を詰める余裕がなかった点。
父エピファネイアに母モアナアネラという血統構成からも、1400mの忙しい追走よりはマイル戦で少し溜めを利かせる形の方が力を発揮しやすい。今回の速い時計に対応できた経験は収穫であり、マイルへの距離延長や直線の長いコースに替われば、追走の負担が減って差し脚がより活きてくる。