| 生年月日 | 2024-02-10 |
|---|---|
| 厩舎 | 杉山佳明 (栗東) |
| 生産者 | 社台ファーム |
母のフィジオクラートはフランスのG1・ディアヌ賞(仏オークス)で2着に入った実績馬だ。母父Doctor Dinoは香港ヴァーズを連覇するなど長距離・洋芝適性に長けた欧州のスタミナ血統で、そこに父エピファネイアを配した血統構成になっている。
血統全体から漂うのは、距離が延びてこそ真価を発揮する重厚感だ。母方の持つタフなスタミナに、父方の持つ柔軟性と持続力が綺麗に合致している。芝の中長距離路線でじっくりと力を発揮する下地は整っており、底力が問われるタフな競馬になればなるほど、この血統の強みが前面に出てくる。
勝ちタイム:1:50.7
上がり3ハロン:35.3秒
走破タイム1分50秒7、上がり35秒3という数字自体に際立った強調材料はない。ただ、馬体重432kgと小柄な体躯でありながら、初戦からしっかりとレースをまとめて勝ち切った点は評価したい。
タイム面のインパクトは控えめだが、血統背景のスケール感と初戦で見せた実戦センスが光る内容だった。
評価点:84点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
仏オークス2着馬を母に持つ血統背景で、2000m以上の距離延長やタフな馬場状態に対応できる下地がある点
432kgと小柄な馬体ながら、初戦からレース展開に対応して勝ち切ったセンスの良さ
⚠️ 気になる点
上がり35.3秒と、瞬発力勝負になった際の切れ味勝負では時計面で底上げが必要に見える点
小柄な馬体重ゆえに、今後の馬体増量や他馬との肉弾戦になった際の揉まれ強さに若干の懸念が残る点
1800mの新馬戦を勝利で飾れたことで、2000m以上の距離延長への道筋が立ったのは大きい。次走でよりレースペースが上がった際や、開催が進んでタフな馬場になった時に、母方の持つ欧州スタミナがどのような走りに繋がるかが見どころになる。