| 生年月日 | 2024-03-08 |
|---|---|
| 厩舎 | 竹内正洋 (美浦) |
| 生産者 | 船越伸也 |
スコア推移
父シスキンは仕上がりの早さと一瞬の加速力に秀でた血脈だ。母の父にディープブリランテが入ることで、タフな馬場や坂を苦にしない力強さが加わっている。シャインプレジャーに繋がる牝系もパワーと粘り強さが特徴で、洋芝の1200mというタフな設定はこの馬の適性に合致していた。軽い馬場での瞬発力勝負よりも、上がりの掛かる消耗戦で真価を発揮する配合だ。
勝ちタイム:1:11.2
上がり3ハロン:36.6秒
勝ちタイムの1:11.2、上がり36.6秒という数字自体は、時計の掛かる洋芝であることを考慮しても強調できるほどの破格なものではない。ただ、馬体重を8kg増やして448kgと身体をふっくら見せて臨めた点は好感が持てる。6番人気という下馬評を覆し、最後の直線で粘り勝った走りは評価したい。速い上がりが求められないタフな展開に持ち込めたことが勝因だ。
洋芝短距離という明確な適性を示した一方で、速い時計が求められる中央開催への対応には課題を残す。
評価点:78点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
父シスキンの特徴が出た仕上がりの早さと洋芝適性の高さ
馬体重増でレースに臨み、上がりの掛かる消耗戦を走り抜いたパワー
6番人気から勝ち切った勝負根性
⚠️ 気になる点
上がりに36.6秒を要しており、開幕週などの高速馬場におけるスピード勝負への不安
血統構成と走りの質から、1400m以上への距離延長に対応できるかは疑問
洋芝の1200mという力の要る条件下で最大のパフォーマンスを発揮した。次走以降、中山や阪神など急坂のある短距離コースなら立ち回り次第で対応できるが、東京などの軽い馬場で瞬発力勝負になるとキレ負けする可能性が高い。当面は1200mに距離を絞り、馬場が荒れて時計が掛かるタイミングで狙うのが現実的だ。
洋芝の札幌芝1200mで行われたすずらん賞は6番人気で出走し、6着という結果だった。勝ちタイムと同タイムの1:11.2で駆け抜けており、着差自体はごく僅かで時計面の崩れはない。馬体重を前走から8kg増やして448kgと馬体を増やしてきた点は好材料だったが、上がり3ハロン36.6秒と最後にもうひと脚を使えなかった。
オープン特別のペースに対応し、勝ち馬とタイム差なしの接戦に持ち込めたことでクラス順応の兆しは見せた。
評価点:73点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
馬体重を前走から8kg増やしながら、勝ちタイム1:11.2と同タイムで走破するタフさを示した。
オープンクラスのペースに惑わされることなく、着差のないポジションで流れに乗れていた。
⚠️ 課題・不安要素
上がり3ハロンが36.6秒にとどまり、坂や直線での切れ味勝負になると見劣りする。
上がりタイムの比較からも分かる通り、終盤の決め手勝負では上位勢に一歩譲る形になった。それでもオープン特別のペースで時計を詰めてきた走りは悪くない。持ち前の立ち回りの巧さを活かせるコースなら、着順を上げてくるはずだ。