| 生年月日 | 2024-03-21 |
|---|---|
| 厩舎 | 渡辺薫彦 (栗東) |
| 生産者 | サンデーヒルズ |
勝ちタイム:1:20.6
上がり3ハロン:33.8秒
未勝利戦の1400mで記録した1分20秒6は、この時期の2歳戦としては十分に優秀な時計だ。とりわけ際立ったのが上がり3ハロン33.8秒の切れ味。直線に向いた時点での手応えには終始余裕があり、追い出されてからの反応も鋭かった。ラスト200mで一気に後続を突き放した走りは、上のクラスに入っても見劣りしない。
470kgと牝馬としては恵まれた馬体を誇り、叩き出すフットワークも力強い。速い上がりを求められる展開にもあっさり対応してみせた点は、大きな収穫と言える。
父モーリスに母父エピファネイアを配し、近年のトレンドを感じさせる力強い血統構成。祖母には秋華賞やエリザベス女王杯で3着に入ったアロマティコがおり、牝系の底力は折り紙付きだ。マイルから中距離までこなせる豊かな適性を秘めている。
1400mで見せた鋭い決め手と豊かな馬格は、1勝クラスでも即通じる水準にある。
評価点:84点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
上がり3ハロン33.8秒を叩き出した直線での鋭い瞬発力
470kgの馬格を生かしたパワフルで軸のぶれない走法
重賞好走馬アロマティコから引き継ぐ牝系のスケール感
⚠️ 課題・不安要素
追ってからの反応が良すぎる反面、距離延長時の折り合いに懸念が残る点
今回は1400mでの完勝だったが、ゆったりとしたフットワークを見る限り、マイルへの距離延長は問題なく対応できる。直線が長く瞬発力を活かせる東京や外回りコースへ替われば、持ち前の切れ味がさらに活きるはずだ。モーリス産駒らしい前向きさが出過ぎないよう、道中で折り合いを欠かずに運べるかが今後のステップアップへの鍵となる。マイル戦で控える形をしっかり覚えられれば、昇級初戦から好勝負が期待できる。