| 生年月日 | 2024-03-01 |
|---|---|
| 厩舎 | 中舘英二 (美浦) |
| 生産者 | 木村牧場 |
父ショウナンバッハは現役時代に中長距離の重賞で追い込んで見せ場を作った馬だが、その母シュガーハートは言わずと知れたキタサンブラックの母でもある。父系にステイゴールド、父母にシュガーハートという血統構成は、日本のタフな馬場や粘り合いで強揮発する底力を感じさせる。そこに母父ダイワメジャーが配されたことで、固くなりがちなステイゴールド系に1200m〜1400m帯で必要な前向きさとスピードが上手く注入された。
勝ちタイム:1:09.6
上がり3ハロン:35.5秒
1200mの走破時計1分9秒6、上がり35.5秒は、2歳未勝利戦としても極めて標準的かやや地味な部類に入る。展開や馬場状態に左右される面はあるものの、際立った決め手や破格のスピードを見せたわけではない。
馬体重436kgとかなり小柄な体躯で出走してきたが、レースでは身体の小ささを感じさせない勝負根性を見せた。馬群の中で揉まれる競馬になりながらも集中力を切らさず伸びており、気性面の前向きさは血統通りの良さが出ている。
血統的な面白さと勝負根性は魅力だが、1勝クラス以上で揉まれるには絶対的なスピード値の底上げが欠かせない。
評価点:73点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
血統由来の勝負根性と、馬群の中でも怯まないメンタルの強さ。
436kgの小柄な馬体ながら、レース後半までフォームを崩さずに走り切る芯の強さ。
⚠️ 気になる点
勝ちタイム1分9秒6、上がり35.5秒という水準では、昇級後にペースが上がった際についていけないリスクがある。
馬体重が増えてこないと、1勝クラスのタフな流れや他馬からの圧迫に対処しきれない可能性がある。
上のクラスに行くと前半3ハロンの通過ラップが確実に早くなるため、今の追走力と時計のままでは苦戦が予想される。1200mでスピード勝負を続けるよりも、母父ダイワメジャーや父系のスタミナを活かして1400m前後に距離を延ばし、先行力を活かす形を模索する方が好結果につながりやすい。まずは馬体重を増やしてパワーをつけることが優先課題となる。