| 生年月日 | 2024-02-06 |
|---|---|
| 厩舎 | 田中勝春 (美浦) |
| 生産者 | レイクヴィラファーム |
父は米リーディングサイアーを独走するイントゥミスチーフ。日本に輸入された産駒もダートで圧倒的なパワーを見せているが、この馬もその例漏れずパワフルな体格と適性を引き継いだ。母父は豪G1馬のバンクーバーで、母系にも北米の速いダート血統が脈々と流れている。レイクヴィラファームの生産で美浦の田中勝春厩舎という組み合わせも面白く、488kgの恵まれた魚体を含めて力勝負への強さが bloodline に刻まれている印象だ。1800mというタフな距離を押し切れたのは、この血統的なスタミナとパワーの裏付けがあってこそと言える。
勝ちタイム:1:56.7
上がり3ハロン:39.6秒
勝ちタイムの1分56秒7、上がり39.6秒という数値自体は、未勝利戦としても極めて標準的な水準にとどまる。時計の裏付けという点では強調しづらい。
前走から馬体重を6kg減らして迎えた一戦だったが、488kgの馬体をしっかり維持して4番人気に応えた。坂のある阪神の直線で上がり39秒台を要する消耗戦となり、各馬の脚が鈍る中で最後までバテずに粘り倒した走りに馬のタフさが表れている。
北米トップ血統のパワーで力強く勝ち上がったものの、上のクラスで揉まれるにはもう一段の時計詰めが欠かせない。
評価点:67点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
Into Mischief産駒らしい力強い馬格と、タフなダートへの高い適性
上がりを要するスタミナ勝負で最後まで脚を伸ばせるしぶとさ
⚠️ 課題・不安要素
勝ち時計1分56秒7は目立たず、昇級後の高速決着やスピード勝負への対応は課題
上がり39.6秒という数字通りキレ味はないため、展開に左右されやすい
タフな阪神ダートで前々に位置し、消耗戦を押し切るという自身の形を作れたのは収穫。ただし1勝クラスに上がればレース前半のラップが引き締まり、走破時計も2秒近く縮めることが求められる。現状のキレ味の乏しさを考えると、パサパサに乾いた力の要るダートや、他馬が苦しむタフな馬場状態で真価を発揮するタイプだ。