| 生年月日 | 2024-02-18 |
|---|---|
| 厩舎 | 手塚貴徳 (美浦) |
| 生産者 | 山際牧場 |
父サリオスは2歳時に朝日杯フューチュリティステークスをレコード勝ちし、クラシック戦線でも存在感を示したハーツクライの後継種牡馬。母の父にはエピファネイアが入り、ハーツクライ系とロベルト系・シーザリオの血が融合した現代的な配合となっている。祖母ノーモアクライの奥にも力強い血統が控えており、マイルから2000m付近で素軽さとパワーを兼ね備える形を目指した意図がうかがえる。
勝ちタイム:1:37.2
上がり3ハロン:36.5秒
走破時計の1分37秒2、上がり3ハロン36.5秒という数字は、中山マイルの未勝利戦としても強調しにくい。前傾ラップで消耗戦になったとしても、直線での切れ味や後続を引き離す脚力という点では物足りなさが残る。ただし、416kgという小柄な馬体で中山の急坂を苦にせず最後まで脚足を伸ばし切った点は、この馬の根性の表れと見ていい。
416kgからさらに4kg減らしての出走だったが、1番人気に支持された通り、パドックやレース運びでの気性的な扱いやすさは見せていた。
血統的な血の濃さは魅力的だが、レース内容とタイム面を見る限り、現状では上のクラスへ入ってすぐ決め手勝負で通用するだけの裏付けには欠ける。
評価点:66点 / 100点
【展望とチェックポイント】
✅ プラス材料
サリオス産駒らしい立ち回りの巧さと、母父エピファネイア由来のしぶとさを兼ね備えた血統バランス
小回り中山の急坂に対応し、小柄な馬体ながら競り合いを制した勝負根性
⚠️ 減点ポイント
勝ちタイム1分37秒2および上がり36.5秒は平凡で、昇級後の高速決着に対応するためのスピード絶対値に疑問が残る
416kgと馬体が細く、1戦ごとに馬体重を減らしているため、今後の調教や輸送における馬体維持に不安が残る点
まずは馬体重を増やして馬体に幅を出してくることが最優先課題になる。タフな馬場や小回りコースでの立ち回り勝負なら相手なりに走れそうだが、軽い芝での瞬発力勝負になった際にどこまで時計を詰められるかが今後の試金石だ。