| 生年月日 | 2024-02-13 |
|---|---|
| 厩舎 | 杉山晴紀 (栗東) |
| 生産者 | 杵臼牧場 |
父サートゥルナーリアに母父ディープインパクトという、現代の日本競馬における超良血同士の配合。母パールズシャインの母はスペリオルパールであり、近親にはローズバドやソウルスターリング、ライラックなど重賞戦線で強い存在感を示してきた馬たちがズラリと並ぶ。いわゆる「薔薇一族」の脈々と受け継がれる底力と瞬発力がバックボーンにある。サートゥルナーリア産駒らしい俊敏性と、ディープインパクト由来のしなやかな脚線美を感じさせる血統構成だ。
勝ちタイム:1:35.9
上がり3ハロン:34.0秒
阪神芝1600mでの勝ちタイム1分35秒9、上がり3ハロン34.0秒は、新馬戦としては極端に速い時計ではない。ただ、レース前に杉山晴調教師が「適度に時計がかかるぐらいが良さそう」と分析していた通り、パンパンの超高速馬場で純粋なスピードだけを競う形にならなかった点が、この馬の良さを上手く引き出した。決め手勝負になりすぎない展開の中で上がり34.0秒をマークし、きっちり後続を抑え込んだ走りは評価できる。
良血らしい筋の通った走りと、陣営の見立て通り時計を要する展開で確実に勝ち切ったセンスの良さが光る。
評価点:80点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
祖母スペリオルパールから続く名牝系の出身で、レースのレベルが上がっても対応できる血統的な下地がある。
陣営の「癖がない」という評価通り、道中で無駄な力を使わず上がり3F34.0秒でまとめる素直なレースセンス。
460kgという使い減りしにくい馬体重で初戦を勝ち上がり、今後の伸びしろを残している点。
⚠️ 課題・不安要素
1分35秒9の走破時計自体は強調できるほど速くなく、前半から一貫して速いラップが続く超高速決着になった際の対応力。
初戦は陣営のコメント通りの扱いやすさと勝負強さを存分に発揮した。マイルで勝利を挙げたが、母系に流れる血の厚みを考えれば1800mや2000mに距離が延びても折り合いを欠くリスクは低い。パンパンの良馬場でのスピード勝負に対応できるかが今後の鍵になるものの、開催が進んでタフさが増した馬場やタフなコース設定なら、持ち前の底力がさらに活きてくる。