| 生年月日 | 2024-02-11 |
|---|---|
| 厩舎 | 加藤征弘 (美浦) |
| 生産者 | ウイニングスタッド千歳 |
父ドレフォンに母父ヘニーヒューズという、現代の日本ダート界で猛威を振るう米国スピード血統同士の組み合わせ。ストームキャットの脈絡を双方から引き継いでおり、見るからにダートの力勝負に向いたパワフルな配合構成だ。母系のレイナカスターニャから続くラインもタフな馬場での粘り強さを補完しており、1700mという距離で前々に取りついて押し切る競馬ができたのも、この血統背景を見れば極めて自然と言える。砂を被っても怯まない骨太さがあり、ダートの消耗戦になればなるほど真価を発揮する血統だ。
勝ちタイム:1:48.1
上がり3ハロン:38.6秒
勝ちタイム1分48秒1、上がり3ハロン38秒6。数字だけを見れば平凡な部類に入り、時計面での大きな強調材料はない。ただし、レース前から陣営が「切れるタイプではないが長く脚を使える」とコメントしていた通りの走りを忠実に再現してみせた点は評価できる。直線で鋭く弾けるようなキレ味はないものの、ラストまで脚色を衰えさせずに最後まで後続の追撃を封じ込めた走りは、この馬の適性と一致している。
血統通りのパワフルな持久力を初戦から存分に示し、ダート中距離で堅実な立ち回破ができることを証明した一戦だった。
評価点:84点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
父ドレフォン×母父ヘニーヒューズの配合通りの力強さと、1700mを走り切る高い持久力。
482kgの恵まれた馬格があり、タフなダートや他馬との揉み合いにも動じない精神面とパワー。
⚠️ 課題・不安要素
瞬発力(一瞬のキレ)に欠けるため、前半が緩んで直線の決め手勝負になると後手に回る危険がある。
今回見せた持続力のある走りから、1800mへの距離延長は難なくこなすはずだ。軽いダートで速い上がりが求められる局面よりも、馬場が乾いて時計がかるタフなコンディションや、前半からラップが締まる展開で真価を発揮する。上のクラスに入っても、自ら早めに動いて消耗戦に持ち込む形を確立できれば、簡単には崩れない強靭さを備えている。