| 生年月日 | 2024-05-06 |
|---|---|
| 厩舎 | 岡田稲男 (栗東) |
| 生産者 | 日高大洋牧場 |
父は香港スプリントなどを制した短距離の絶対王者ダノンスマッシュ。父系を遡ればロードカナロア、キングマンボへと行き着くスプリント・マイル色の強いラインだ。一方で母父にヴィクトワールピサが入ることで、重厚なパワーと底力が補強されている。460kgという牝馬として十分な馬体格を保てているのも、この母系の力強さが影響している。
勝ちタイム:1:30.0
上がり3ハロン:36.3秒
芝1500mで走破時計1:30.0、上がり3F36.3秒。タイム面の数字そのものは未勝利戦として際立って速いわけではない。だが、4番人気という下馬評を覆し、最後まで脚色を鈍らせずに押し切った勝負根性は評価できる。馬体重を増減なしの460kgでキープして挑めた点も含めて、きっちり結果を出せる強みを見せた。
短距離寄りのスピードとタフな馬場や小回りに対応できる力強さが同居した、立ち回りの上手さが光る勝利だった。
評価点:74点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
✅ 光った点
父ダノンスマッシュゆずりの前々で運べるスピードと、母父ヴィクトワールピサ由来のパワーがうまく噛み合っている点。
牝馬ながら460kgと馬格があり、他馬との叩き合いでも負けない力強さを見せたこと。
⚠️ マイナス材料
上がりの36.3秒が示す通り瞬発力勝負への適性は高くなく、直線の長いコースで決め手勝負になると苦しくなる可能性がある点。
1500mという少し変則的な距離で見せた先行力と粘り腰は大きな武器になる。上がりの速さが求められる東京コースなどよりは、小回り霊園の中山や小倉、洋芝の函館・札幌といったコースで前めの位置から雪崩れ込む競馬が合っている。1400mから1600mの範囲なら、昇級しても展開ひとつで好走できる粘り強さを秘めている。