| 生年月日 | 2024-04-23 |
|---|---|
| 厩舎 | 柴田卓 (栗東) |
| 生産者 | 小河ファーム |
スコア推移
新種牡馬ダノンプレミアムの初期産駒で、母ハリケーンフラッグはStorm Catを父に持つ米国血統。ディープインパクト系×Storm Catといえばキズナやエイシンヒカリ、ラヴズオンリーユーなどを放出した競馬界屈指の黄金パターンであり、父がダノンプレミアムに替わってもそのアプローチは明確だ。祖母Pennant Championの牝系は北米で多数の重賞勝ち馬を出す名門で、スピードだけでなく底力と力強さを兼備している。芝1200mで初陣を飾ったものの、血統的なスケール感やフレームから見ればマイル前後まで十分に距離をこなせる下地がある。
勝ちタイム:1:11.8
上がり3ハロン:37.2秒
走破時計1:11.8、上がり37.2秒という数字が示す通り、時計を要するタフな馬場状態での一戦だった。切れ味で差す競馬ではなく、前目の位置取りから泥臭く脚を使い続けて後続の追撃を振り切っている。
血統面のスケールと洋芝のタフな展開を勝ち切る勝負根性が合致した見ごたえのある内容だった。
評価点:76点 / 100点
【展望とチェックポイント】
✅ プラス材料
ディープ系×Storm Catのニックス配合で、血統通りのスピード持続力とパワーを備えている。
上がり37.2秒がかかる厳しい展開でも脚色が衰えず、最後まで粘り強く押し切ったレース内容。
⚠️ 減点ポイント
走破タイムの1:11.8自体は平凡で、高速馬場での一瞬の切れ味勝負になった際の対応力は未知数。
タフな馬場の洋芝1200mで結果を出したが、血統構成を見る限り距離が伸びてゆったり運べる条件の方が良さは活きる。マイル戦への距離延長はプラスに働く可能性が高い。開幕週のような軽い芝のスピード競馬に対応できるかが、上のクラスに上がってからのポイントになる。
3番人気に推された洋芝の1200m戦だったが、時計1分11秒8の10着と掲示板を大きく外す結果となった。馬体重は前走から2kg増の444kgで仕上がり自体は悪くなかったものの、上がり3ハロンは37.2秒にとどまっている。オープンの締まったペースに追走で脚を使わされ、直線で脚を伸ばす余力が残らなかった。
オープン特別のペースとタフな馬場への対応力に課題を残したため、点数は下方修正とする。
評価点:73点 / 100点
【今後の见通しと注目ポイント】
✅ 光った点
馬体重444kg(+2kg)と使いつつも馬体を減らさず出走できたコンディションの良さ。
⚠️ マイナス材料
上がり3ハロン37.2秒と決め手を欠き、上位争いに加われなかった点。
3番人気を裏切る形となり、現時点でのオープンクラスにおける壁を感じさせた内容。
洋芝の短距離戦というタフな条件下で、素軽さを活かしきれなかった印象が強い。父ダノンプレミアムの血統背景からも、良馬場の軽い芝コースや1400m〜1600mへの距離延長で追走の追走にゆとりが出れば、一変する余地はある。