| 生年月日 | 2024-04-01 |
|---|---|
| 厩舎 | 田中博康 (美浦) |
| 生産者 | 前谷牧場 |
欧州で11戦10勝、圧倒的な強さでマイルから中距離を支配したバーイード(Baaeed)の初年度産駒。父系を遡ればシーザスターズ、さらにはサドラーズウェルズへと繋がる欧州の名門血統だ。母父のブレイムはゼニヤッタに土をつけたことで知られるロベルト系のスタミナ・パワー型。欧州の最高峰の底力にアメリカのタフな血が混ざった配合で、中山の急坂を含む芝2000mというタフなコースで勝ち上がったのも血統のイメージ通りと言える。
勝ちタイム:2:02.3
上がり3ハロン:35.8秒
勝ちタイムの2分02秒3、上がり3ハロン35.8秒という数字自体に目立つ速さはない。それでも490kgの恵まれた馬体を活かし、パワーを要する中山の2000mでしっかり勝ち切った点は評価できる。切れ味勝負になると分が悪いが、底力が問われる展開やタフな馬場状態になれば、この血統特有のしぶとさが生きる。
欧州の超一流血統らしい底力を見せた反面、上のクラスで求められる速い時計への対応には課題が残るレース内容だった。
評価点:73点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
バーイード産駒らしいスケール感と、中山の急坂を苦にしないパワフルな走り
490kgの馬体を活かした、タフなコースや消耗戦に強いスタミナ
⚠️ 気になる点
上がり35.8秒が示す通り、高速馬場や瞬発力勝負になった際の対応力
勝ちタイム2分02秒3は同条件の標準的な水準にとどまっており、直線の長い東京コースのような軽い芝での決め手比べになると後手に回る危険性がある。一方で、開催が進んで荒れた馬場や、直線が短くタフさが求められる洋芝の札幌・函館といった条件なら、他馬が苦にする中で浮上してくる強みがある。次走以降は開催場所や馬場状態の見極めが鍵を握りそうだ。