| 生年月日 | 2024-03-27 |
|---|---|
| 厩舎 | 相沢郁 (美浦) |
| 生産者 | 松本牧場 |
父のフィレンツェファイアは米G1ヴォスバーグSなどを制した北米の短距離特化型。その父ポセイドンズウォーリアーも含め、いかにもダートの電撃戦に強そうな血筋だ。母の父にスマートファルコンが入る構成で、日本のダートに対する適性と前々に取りつく脚力は血統通りと言える。母系の奥を見ても、一本芯の通ったダート適性が素直に受け継がれた印象だ。
勝ちタイム:1:11.9
上がり3ハロン:36.6秒
今回最も評価したいのは、勝ちタイムの1分11秒9だ。中山ダート1200mの2歳新馬戦で、初戦から1分11秒台を出せる馬はそう多くない。単に前が崩れた展開に恵まれたわけではなく、自ら上がり3ハロン36.6秒の脚を使ってまとめた内容に価値がある。馬体重452kgと極端に太いわけではないが、直線での踏み込みは力強く、最後まで脚色が衰えなかった。この時期の短距離ダート戦としては頭ひとつ抜けたパフォーマンスと言っていい。
初戦で見せた時計の裏付けは、同条件の1勝クラスどころか上のクラスでも即通じるレベルに達している。
評価点:83点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
✅ 光った点
中山ダート1200mの新馬戦で1分11秒9の好時計を叩き出したスピード性能
速い流れに対応しつつラスト3ハロンを36.6秒でまとめた底力
父フィレンツェファイアの短距離資質と母父スマートファルコンのダート適性が噛み合った血統構成
⚠️ マイナス材料
完成度の高さで押し切った面もあり、距離延長への対応には課題が残る
1200mのダート戦においては、現時点で世代上位のスピードを備えているのは間違いない。今後はダート短距離のオープン特別や重賞が主戦場になるが、一本調子にならず好位で折り合える立ち回りができれば、同距離でそのまま白星を重ねていく公算が大きい。