| 生年月日 | 2024-04-07 |
|---|---|
| 厩舎 | 武市康男 (美浦) |
| 生産者 | コスモヴューファーム |
父フィエールマンは菊花賞や天皇賞(春)連覇など長距離G1で圧巻の切れ味を見せたディープインパクト直系。産駒にはタフさやスタミナが色濃く出やすい傾向にあるが、本馬の母父にはアイルハヴアナザーが入る。北米の力強いパワーと前前で流れに乗れる先行力が補強されており、芝1800mのデビュー戦でしっかり勝ち切る下地を作っていた。距離が伸びて本領を発揮するスタミナと粘り強さを秘めた配合だ。
勝ちタイム:1:48.8
上がり3ハロン:35.8秒
勝ち時計の1分48秒8、上がり3ハロン35.8秒という数字自体に際立った派手さはない。ただ、上位陣が速い上がりを繰り出せない展開の中、最後まで脚色を衰えさせずに押し切った内容には評価できる部分がある。458kgと仕上がり良く登場し、4番人気という評価を覆してレースの主導権を握り続けた。一瞬の瞬発力で相手を突き放すというよりは、長く脚を使ってじわじわと後続の追撃を封じ込める走りだ。
血統通りのスタミナとパワーを感じさせる走りで、初戦から立ち回りの上手さを見せて勝ち切った。
評価点:77点 / 100点
【この先の見通し】
✅ 加点ポイント
母父アイルハヴアナザー譲りのパワーと前寄りの位置取りで運べる器用さがある。
上がりのかかるタフな展開になっても最後もしぶとく粘れる持続力を持っている。
⚠️ 課題・不安要素
一瞬の加速力や鋭い切れ味には欠けるため、超高速馬場の瞬発力勝負になると対応が難しくなる可能性がある。
距離が伸びて時計がかかるタフな馬場や、早めスパートの持久力合戦になる展開で真価を発揮するタイプだ。スローペースからの決め手勝負になると切れ負けするリスクを抱えるが、2000m以上に距離が延長されればレースの組み立てもさらに楽になる。自分のペースで持久力勝負に持ち込める展開を作れれば、上のクラスに入っても粘り強い走りで安定して上位に食い込んでくる。