| 生年月日 | 2024-03-21 |
|---|---|
| 厩舎 | 杉山佳明 (栗東) |
| 生産者 | 本桐村田牧場 |
父ヘニーヒューズに母の父スウェプトオーヴァーボードを配しており、ダート短距離に適したスピードが凝縮されている。父系・母父ともに米国のダート短距離で実績を残した系統であり、1400mという距離設定は血統的にもベストの条件と言える。408kgとかなり小柄だが、軽い走りの中に父譲りの前進気勢が備わっている。早めの時期から仕上がる血統構成どおり、2歳未勝利の段階できっちり結果を出してきた。
勝ちタイム:1:26.4
上がり3ハロン:37.8秒
勝ちタイム1分26秒4、上がり3ハロン37.8秒は、阪神ダート1400mの2歳未勝利戦として際立つほど速いわけではない。それでも、中団で折り合いをつけて直線で差し切るレース運びには味があった。小柄な馬体で揉まれる競馬に対応し、最後まで脚色を衰えさせなかった点は好感が持てる。
408kgの馬体重でダートの未勝利戦を勝ち切る牝馬はそう多くない。肉体的なパワーで押し切るタイプではなく、血統由来の素軽さと前向きな気性でカバーしている印象を受ける。
血統どおりの距離適性と高いレースセンスを示した一方で、馬格の小ささと絶対的な走破時計には課題を残す内容だった。
評価点:62点 / 100点
【展望とチェックポイント】
✅ プラス材料
ヘニーヒューズ×スウェプトオーヴァーボードの組み合わせによる明確なダート短距離適性
408kgと小柄ながら中団から差す競馬ができる操縦性の高さと根性
⚠️ 減点ポイント
1勝クラス以上で揉まれた際のパワー不足が懸念される馬体重の軽さ
勝ちタイム1分26秒4は同条件の標準レベルにとどまる点
今後の主戦場もダート1200〜1400mになる。小柄な馬体だけに、間隔を空けながら馬体重を維持、あるいは増やしていけるかが昇級後のカギを握る。馬場が重くなったり他馬からの圧力を受けたりした際に、今回の素軽さをどこまで維持できるか見極めたい。