| 生年月日 | 2024-05-07 |
|---|---|
| 厩舎 | 小手川準 (美浦) |
| 生産者 | ビッグレッドファーム |
スコア推移
父ベンバトルはドバイターフをはじめ世界各国でG1を3勝したDubawiの名産駒で、これが初年度産駒となる。母エンゲルヘンは母父マツリダゴッホ、母母ゲイリーピクシーという血統構成。中山の坂コースや重い馬場を得意としたマツリダゴッホの血が強く反映されており、パワーと機動力に優れた渋いラインだ。父の力強い伸び脚と母系の小回り適性がうまく融合した配合で、432kgという馬体サイズからもピッチの利いた実戦的な走りが察せられる。
勝ちタイム:1:12.0
上がり3ハロン:35.2秒
芝1200mで勝ちタイム1分12秒0、上がり3ハロン35秒2という数字自体は、近年の新馬戦としてはやや物足りなさが残る。それでも初戦から折り合いを欠くことなく、好位のインでロスなく立ち回ってそのまま押し切る競馬ができた点は好材料。時計面の詰めしろは残すものの、レースセンスの高さを示した走破内容だった。
派手な破格のタイムではないが、血統通りの器用さと仕上がりの早さを示した内容といえる。
評価点:78点 / 100点
【今後の見通しと注目ポイント】
✅ 光った点
新種牡馬ベンバトルの産駒として、パワーと立ち回りの上手さをしっかり体現している。
初戦からレース展開に素直に対応できる高い競走センスを示した。
⚠️ マイナス材料
勝ちタイム1分12秒0は平坦馬場としては甘く、上がりの速いスピード勝負になった際の対応に疑問が残る。
432kgと小柄な馬体で劇的な大幅増量は考えにくいため、当面は仕上がりの早さと器用さを活かす競馬が主体になる。高速決着の東京や新潟よりも、母系マツリダゴッホの立ち回り力が生きる中山芝1200mや、洋芝の函館・札幌短距離戦に替わったタイミングで力を発揮しやすい。上級クラスで揉まれた際に、どこまで勝ち時計を詰められるかが課題だ。
評価点:78点 / 100点