| 生年月日 | 2024-02-05 |
|---|---|
| 厩舎 | 松永康利 (美浦) |
| 生産者 | 高橋ファーム |
父ロジャーバローズは日本ダービーをレコードで制した馬で、その父ディープインパクト譲りのしなやかさを産駒に伝える。母シーヴァージアの父は力強さが前面に出るクロフネで、祖母には交流重賞などダート・芝問わずタフに走ったフラワータテヤマが控える構成だ。ディープ系の切れ味だけに頼らず、中山の急坂やタフな馬場を苦にしないパワーを母系から補完できている。牝系に息づくしぶとさが、レース終盤の粘り強さとして発現した形だ。
勝ちタイム:1:37.3
上がり3ハロン:35.9秒
勝ちタイムの1分37秒3、上がり3ハロンの35秒9という数字自体は、中山芝1600mの新馬戦として際立って速いわけではない。全体時計・上がりともに、上のクラスで求められる高速決着に対応できるかは慎重に見極める必要がある。ただ、陣営がレース前に「ゲートが速い」と評していた通り、すんなり好位置を確保してそのまま押し切った走りにセンスの良さを感じる。追い切りで重馬場を苦にせず古馬に先着していた点も含め、実戦での扱いやすさが勝利に直結した。 452kgと牝馬としては十分な馬体重で仕上がっており、初戦から馬体の張りも良好だった。3番人気という評価を覆し、終始安定したレース運びで勝ち切った点に地力の高さが覗く。
勝ち時計の遅さは残るものの、実戦での素直さとパワーを兼ね備えた血統背景は評価できる。
評価点:65点 / 100点
【今後に向けて】
✅ 評価できる点
好スタートから好位置を取れる立ち回りの上手さ
母父クロフネと祖母フラワータテヤマ由来のパワーとタフさ
⚠️ 気になる点
1分37秒3の走破時計および上がり35秒9という決め手の限界
東京のような瞬発力勝負の馬場へ移った際、速い上がりを求められる展開への対応が課題になる。中山や福島など、立ち回り力とタフさが活きる小回りコースの1600mから1800mで力を発揮するタイプだ。