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【キャロットクラブ】今年の抽選ボーダー予想&過去の超人気馬たちの「その後」
一口馬主
2026.09.05

【キャロットクラブ】今年の抽選ボーダー予想&過去の超人気馬たちの「その後」

1. 2026年度(2025年産)1次募集 抽選ボーダー予想

2026年度(2025年産)キャロットクラブの第1次募集は、本日9月5日17時に締め切られました。最終的な確定票数は非公表ですが、前日9月4日17時に発表された「最終中間発表(2回目)」のデータと過去の傾向から、今年の推定当選率とボーダーラインを割り出すことができます。

【票数増の試算ルール】
今年の最終中間発表時点での総申込数は「前年比25.3%」でした。つまり、最終的な申込口数は中間発表の数字から「約4倍」に膨れ上がると推測されます。

これを踏まえた、今年の上位人気馬の推定票数と当選率(抽選ボーダー)の目安は以下の通りです。

48. カイゼリンの25
・中間発表:615口
・推定最終票数:約2,400口強
・推定当選率:[一般] 0% / [最優先] ✕なし・✕1は絶望的。✕2で抽選〜確実レベル
81. クルークハイトの25
・中間発表:561口
・推定最終票数:約2,200口強
・推定当選率:[一般] 0% / [最優先] 母馬優先+✕1〜✕2で勝負。それ以外は極めて厳しい
49. ライティアの25
・中間発表:449口
・推定最終票数:約1,800口
・推定当選率:[一般] 0% / [最優先] ✕1で厳しい抽選。✕2で当確ライン
51. エスティタートの25
・中間発表:441口
・推定最終票数:約1,760口
・推定当選率:[一般] 0% / [最優先] ✕1で厳しい抽選。✕2で当確ライン
50. シンハライトの25
・中間発表:410口
・推定最終票数:約1,640口
・推定当選率:[一般] 0% / [最優先] ✕1で厳しい抽選。✕2で当確ライン

2. キャロットの抽選システム「最優先枠」と「バツ(×)」とは?

キャロットクラブには、1年に1頭だけ「どうしてもこの馬が欲しい!」と強く希望を出せる「最優先枠」という応募枠があります。そして、この最優先枠で落選した人に与えられる”救済ポイント”が「バツ(×)」です。

  • バツなし(×0): 今年初めて最優先枠を使う、または昨年最優先枠で当選した人。
  • バツ1(×1): 昨年、最優先枠で申し込んだが「落選」してしまった人。
  • バツ2(×2): 昨年、一昨年と「2年連続で最優先枠で落選」し続けた人。

キャロットクラブの抽選は、バツの数が多い人が絶対的に優先される仕組みです。
例えば、ある馬に申し込みが殺到した場合、クラブはまず「バツ2」の人だけで抽選を行います。もしバツ2の人だけで募集口数が埋まってしまった場合、バツ1の人やバツなしの人がどれだけ申し込んでいようが、すべて当選率0%で弾き出されてしまうのです。

近年は会員数の激増により、少しでも血統が良い人気馬は「バツ2」や「バツ1」がないと勝負の土俵にすら上がれないという過酷な状況が続いています。では、数年間の我慢を重ねて「バツ」を貯め、見事超人気馬に出資できた会員たちは、その後どれくらい美味しい思いをしているのでしょうか?

3. 過去の超人気馬(×必須馬)たちの「その後」

キャロットクラブの20年産〜24年産において、募集時に「バツ(×)」が必須だった超・高倍率の各世代3頭と、その競走結果(2026年現在の最新状況)をまとめました。世代ごとに「大成功を収めた馬」と「良血ゆえに苦戦した馬」の明暗がくっきりと分かれています。

■ 2020年産(2021年度募集:バツ1が最高ボーダー)

※この世代は「バツ2抽選」が1頭もおらず、バツ1の価値が極めて高かった年です。

ラヴェル (母:サンブルエミューズ)
・募集ボーダー:母馬優先+バツ1(一般はバツ1抽選)
・戦績/賞金:3勝(アルテミスS・G3など) / 約1億6,500万円
・結果評価:【大成功】 リバティアイランドに唯一の黒星をつけたアルテミスS優勝馬。オークスでも4着に入るなど、超人気馬の期待に完璧に応えた大成功例です。
テンペスト (母:シーザリオ)
・募集ボーダー:バツ1抽選(母馬優先なし)
・戦績/賞金:1勝(3歳未勝利) / 約1,800万円
・結果評価:歴史的名牝シーザリオのラストクロップとして熱狂的な人気を集めましたが、体質に悩み出世は遅れ、1勝クラスで引退となりました。
ラディアンシア (母:ラドラーダ)
・募集ボーダー:母馬優先+バツ1(一般はバツ1抽選)
・戦績/賞金:0勝 / 約200万円
・結果評価:レイデオロの半妹として大人気でしたが、デビュー戦(7着)以降振るわず、未勝利のまま引退・繁殖入りとなりました。
■ 2021年産(2022年度募集:母優先+バツ2の異常事態)

※「母馬優先権」かつ「バツ2」という究極の権利がないと出資できない馬が出現した狂乱の世代です。

アルセナール (母:サンブルエミューズ)
・募集ボーダー:母馬優先+バツ2抽選
・戦績/賞金:2勝(新馬戦、1勝クラス) / 約5,000万円
・結果評価:重賞制覇にはあと一歩届いていませんが、クイーンC(G3)で2着など重賞戦線で活躍。獲得賞金も5,000万円を突破し、出資者に楽しさを提供しています。
サーマルソアリング (母:トータルヒート)
・募集ボーダー:バツ1抽選
・戦績/賞金:4勝(総武S・OPなど) / 約8,000万円
・結果評価:【覚醒・大成功】 母優先なしの馬の中でトップ人気だった1頭。芝では苦戦しましたが、ダート転向後に覚醒しオープンクラスまで出世する大成功を収めました。
アンフォルメル (母:アールブリュット)
・募集ボーダー:母馬優先+バツ2抽選
・戦績/賞金:0勝 / 約150万円
・結果評価:アルセナールと並ぶ究極のボーダーラインでしたが、脚元の不安などからデビューが3歳の未勝利戦終盤までもつれ込み、未勝利で引退となりました。
■ 2022年産(2023年度募集:ドゥラメンテ最終世代への過熱)

※ドゥラメンテのラストクロップに「バツ2」が集中した世代です。

エスタンシア (母:マラコスタムブラダ)
・募集ボーダー:バツ2抽選
・戦績/賞金:0勝 / 約900万円
・結果評価:レシステンシアの半妹として世代No.1の注目を集めましたが、中央では勝ちきれず地方へ転出。超・良血馬の難しさを象徴する結果となっています。
カンピドリオ (母:リカビトス)
・募集ボーダー:バツ2抽選
・戦績/賞金:0勝 / 約300万円
・結果評価:こちらもバツ2必須のドゥラメンテ産駒でしたが、気性や体質の課題から未勝利の壁を越えられずファンド解散となりました。
ロンドボス (母:フィニフティ)
・募集ボーダー:バツ1抽選
・戦績/賞金:1勝(新馬戦) / 約1,000万円(現役)
・結果評価:バツ1層で大人気だったキズナ産駒。新馬戦で見事な勝利を収め、その後の飛躍が期待されている1頭です。
■ 2023年産(2024年度募集:現在3歳世代)

※現在3歳(2026年時点)を迎え、まさにクラシック戦線や自己条件で戦い続けている最中の世代です。

バズアップビート (母:シンハライト)
・募集ボーダー:バツ2抽選
・戦績/賞金:(現在進行形で出走中)
・結果評価:名牝シンハライトの仔としてバツ2の頂点に君臨。エピファネイア産駒の大物として期待されています。
パスコード (母:パッシングスルー)
・募集ボーダー:バツ2抽選
・戦績/賞金:(現在進行形で出走中)
・結果評価:こちらもバツ2必須だったエピファネイア産駒。母の初仔に対する期待値の高さがそのままボーダーに直結しました。
母クルークハイトの23
・募集ボーダー:バツ1抽選
・戦績/賞金:(現在進行形で出走中)
・結果評価:常に堅実な走りを見せる母系のクリソベリル産駒。ダート路線での大成を目指して現役で走っています。
■ 2024年産(2025年度募集:現在2歳世代)

※2026年現在、いよいよデビューを迎え始めた2歳馬たちです。結果はこれからのため、未来への期待値となります。

母マルシュロレーヌの24
・募集ボーダー:バツ2抽選
・結果評価:米国産のBCディスタフ勝ち馬の初仔(父ドレフォン)。クラブ史上屈指のロマン枠としてバツ2が殺到しました。ダート世界レベルの血統がいよいよベールを脱ぎます。
母ローズノーブルの24
・募集ボーダー:バツ2抽選
・結果評価:父サートゥルナーリア。上の兄弟も走っており、バツ2会員の堅実な票を集めた期待馬です。
母プルメリアスターの24
・募集ボーダー:バツ2抽選
・結果評価:セリフォスの半弟となるエピファネイア産駒。超王道のマイル〜中距離血統として、クラシック戦線への期待を背負ってデビューを迎えます。

血統や見栄えが完璧で、数年越しの「バツ」を消費してようやく出資できた超人気馬であっても、競走馬として必ずしも大成するとは限らないのが一口馬主の難しくも面白いところです。
今年の募集でプラチナチケットを手にした会員の方々も、これから始まるリアルなドラマを楽しみに見守っていきましょう!