
今年の2歳戦線、JRAの勝ち星ランキングで「10勝」の同率首位に並ぶ2頭の種牡馬が競馬ファンの間で大きな話題になっています。
一方は、初年度から順調に産駒をデビューさせている日本の年度代表馬・エフフォーリア。
もう一方は、限られた出走頭数ながら驚異的な勝率で勝ち星を量産するアイルランドの俊英・シスキン。
一見すると全く対照的なこの2頭ですが、現役時代のキャラクターも真逆です。今回は、JRAでの出走頭数や正しい距離適性、さらには「現役時代の小ネタ・エピソード」まで、馬券やPOG(ペーパーオーナーゲーム)に直結する情報をまとめました。
2021年の年度代表馬。コントレイルやグランアレグリアといった歴史的名馬を3歳にして撃破した姿は、今でも脳裏に焼き付いています。
父エフフォーリア自身が2歳夏から連勝街道を歩んだように、産駒も「仕上がりの早さ」が際立っています。すでに33頭もの産駒がJRAでデビューしている早期稼働力は大きな強みです。
勝ち星はすべて「芝の中距離(1800〜2000m)」。タフな洋芝や、急坂のある中山・阪神などを力強くこなすパワーとスタミナを持っています。来年のクラシックを賑わす王道候補を探すなら、まずはこの産駒からです。
アメリカのUnbridled's Song系ながら、アイルランドで無敗の2歳王者(フェニックスS)に輝き、愛2000ギニーも制した名馬です。
なんと言っても「JRA出走わずか18頭で10勝をマーク」という驚異的なアベレージが最大の武器。出走してくればとにかく馬券に絡む、超・少数精鋭部隊です。
最大の馬券的盲点は距離適性のギャップです。父は1200m〜1600mで活躍したスピード馬ですが、産駒は意外にも1200m〜1400mの短距離戦では勝ちきれません。交配相手(サンデー系など)の中距離適性を素直に引き出すため、「芝・ダートともに1600m〜2000m」に距離を延ばした時が本当の狙い目です。ダートの1700m〜1800mでもあっさり勝ち上がる万能性があり、オイシイ配当をもたらしてくれます。
分厚い選手層で王道クラシックへ着実に駒を進めるエフフォーリアと、一撃必殺の超高打率で芝もダートも荒らしまくるシスキン。同じ「10勝」でも、その中身や狙いどころは驚くほど対照的です。
今週末の新馬戦や未勝利戦でこの2頭の名前を見つけたら、ぜひ今回のデータを思い出して馬券やPOGの検討に役立ててみてください!